2018年6月3日日曜日

20180530-0601 欧州整形外科学会(EFORT)に参加してきました。

すっかり更新を怠っておりました。
5月30日から6月1日までスペインバルセロナで行われたEFORTに参加してきました。
そこで感じたもろもろを備忘録として。

・学会会場
会場は日本整形外科学会の1.5倍程度の広さでした。Oralの会場はとにかくひろい!一方ポスターは隅っこに追いやられていました。
・演題総数は3220演題。日本からの演題は176演題(5.5%)で全体で5番目の多さでした。
・ポスターの演題を股関節だけ拝見しましたが、日本整形外科学会で採用されるレベルのものであれば通る印象。奇をてらったような演題、目をみはるような演題はそれほど多くありませんでした。
・THAはやはり数ではかなわないですね。DDHのようなComplexTHA、脱臼股。あとは合併症などで勝負したほうが良さそうです。

・ポスターセッション1日目。まさかの座長来ず。ヨーロッパの学会ではままあるとのこと
・自分のポスターウオークでは座長としみじみお話できてよかったです。

・学会
・海外学会の良いところは、海外に来られた日本の先生方とコミュニケーションを濃厚に取れることだと思います。
・また、札幌医大の名越先生、金沢医大の兼氏先生のOralの発表には会場からたくさんの質問が飛んできていました。この分野のトップは日本だなと感じることができたのが良かったです。
・EFORTは演者のスライドを自分で探すシステムで、スピーカーがすべて聴衆の方を向いているので、質問が何をいっているのか聞き取りづらいのが問題ですね。

・学会以外の活動
・バルセロナはやっぱりたのしー!!めしうまー!!今後バルセロナでなにか関係学会があればぜひまた参加したいです。
・ガウディ関連はすべて抑えて置きたいところ
・お土産は空港で買うとぼったくり感あり。旧市街またはスーパーマーケットで購入すると6割位の値段で空港と同じものが購入できる。
・公共交通機関は危険。学会参加した日本人がiPhoneをすられました。盗難保険には入っておくこと。バス、地下鉄は要注意。
・グーグルマップ最強説。言葉は通じなくてもスマホを見せればタクシーの運ちゃんがつれていってくれる。

また思いついたら記載します。
とにかく、海外学会はまず出すこと。出してからあとは考えましょう。
ちなみに来年はリスボンです。


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