2011年6月8日水曜日

20110608 Mendeley使ってみました 実践編 その2 Web clipper(ウェブクリッパー)機能

大学院入学のお願いに行ったところ、知り合いにあって”ブログ見てますよ”といっていただき、少しやる気が増したがみたけです。

今僕の中で盛り上がっているMendeleyについての集中投稿第3弾です。
今日は”Web clipperを使って文献情報を取り込んじゃいましょう”です。

Mendeleyは文献管理ソフトです。僕が考えるに主な目的としては”論文を書いたときにその文献情報を過不足なく論文内に挿入すること”を目的として作られています。

紙で印刷された論文そのものだけがあって、その論文の基本情報を情報を自分の書いている論文の中に打ち込むのには一手間かかります。(論文を書いた経験がある人は結構この作業で挫折感、ひと手間感を感じられたと思います。)

そこで、論文の題名、著者、誌名、発行年月が挿入するというのは大事な機能では、と考えます。

このWeb clipperがあれば、ワンクリックで論文の基本情報がMendeley内に送信することが出来るのです。
あとはcitation機能を使って実際の論文に挿入するだけですが、そこはこの連載の続きで提示出来ればと思っています。

閑話休題。では、早速やって見ましょう。
まずは自分の使っているブラウザに、Web clipperを導入します。

僕はWindows Vista。インターネットブラウザはGoogle Chromeを使用しています。
(FireFox、Internet Explorerの方、Macのかたはスイマセン。ただ、同じ方法でできると思いますので参考にしていただければと思います。)

1,googleで”web importer mendeley Chrome”と検索


そうすると検索の一番上に”Chromeウェブストア”が出てきますので、早速訪れます。

2,Chromeウェブストアで、”Mendeley Web Impoter”を導入。




クリックすると、この上の図でも分かるように、ブラウザの右上にMendeleyのアイコンが導入されます。
分かりにくいので、拡大してみると



このようなボタンが導入されれば成功です。
では、早速使ってみましょう。

3,論文情報をWeb clipperを使って導入してみる。
"Pubmed"を使って論文を検索してみます。
ちょうど稀な撓手根関節脱臼の症例を診る機会があったので、Pubmedで検索してみます。

ここで、おもむろに、先ほど導入したボタン(下図①)をクリックしてみると。。。


しばらく時間が経つと上図②のウインドウが立ち上がってきます。
図をクリックして拡大していただければ分かりますが、”Import Successful”と出ていますので、Mendeleyのホームページに行って確認してみると。。。。



こんな感じで論文がよみこまれたことが分かります。

便利ですねえ。

これでWeb clipperを用いた論文の導入はオシマイです。
最初の導入は手間ヒマがかかりますが、苦労するだけの価値はあるかと思ってオススメさせていただきmす。

次回は”日本語論文をどう取り扱うか”を投稿したいと思います。

1 件のコメント:

  1. Mendeleyの記事楽しく拝見してます。
    EndNoteを購入したのですが、説明書を読んでもいまいち使い方がわかりませんでした。説明書どおりに動かない場所もあるし。。。
    Mendeleyで上手く文献管理できたら、すごく助かりますねえ。

    今のところ、Chromeにエクステンションつけれたり、iPhoneと連動スムーズだったり、印象はgoodです。

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