2018年8月1日水曜日

20180801 J arthroplasty Current Trends in Patient-Reported Outcome Measures in Total Joint Arthroplasty: A Study of 4 Major Orthopaedic Journals.

背景
患者立脚型評価(PRO)に注目が集まっている。たくさんのPROがあり、そのPRO間での比較は困難である。今後レジストリーが確立していくなかで最もよりPROとは何かを検証する必要がある。
方法
2004年、2009年、2014年、2016年にJBJS、BJJ、CORR、J Arthroplastyに掲載されたすべての抄録を検索。人工関節手術についてPROで評価が行われたかどうかを検討した。時間による傾向はCoChraneのAmitageテストを用いた。
結果
644編の研究において1073回にわたり、42種類のPROが使われていた。2004年には97編だったものが2016年には228編と増加していた。一つ以上のPROが用いられている研究の割合も2004年には20.6%であったものが、2016年には47.8%と増加していた。KSS、Harris Hip Score、Oxford Knee Scoreの使用頻度が高かった。
考察
どのPROを用いるかは出版されている割合などを考慮して使用しないといけない。将来的にはPRO間の比較を行う必要がある。

<論評>
え、Harris Hip scoreって、PROだったの。。。とびっくりしました。Harris Hip scoreは関節可動域を測定しますので、これは患者立脚型評価ではないですよね。
大丈夫かいなこの筆者。股関節だとWOMACが最多だとおもいますが、WOMACは有料です。
今後股関節の研究を行われる先生に置かれましてはぜひJHEQをご使用下さいませ。笑

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