表題のとおりでございます。
日本医学英語教育学会が主催なさっているトレーニングセミナーに参加して参りました。
知っておきたい英語論文執筆のコツなんていわれたらまだ英語論文を書いたことのない私からしたら、このセミナーを聞けば書けるようになるんじゃないかと考えたわけです。
セミナーは朝9時から4時まで全て英語。
このセミナーを聞けば魔法のように英語論文がかけるようになるわけではありませんが、それでもハードルは少し低くなったような気がします。
いくつか覚書程度に。
Title
英語論文に限らずまずはタイトル。タイトル。タイトル。
忙しいレビュアー、エディターを読もうとする気にさせるタイトルを付ける。
タイトルは3文字以上の単語はすべて最初は大文字にする。(スイマセン、こんなことも知らないくらいに初心者でした。)
例:× How to write medical papers in English
◯ How to Write Medical Papers in English
タイトルは文章にせず句とする。
不要な語句はさける
Abstract
Abstractのみで完結すること。
論文の実際の書き方
まずMethods,Resultsから書き始める。
そのあとIntroduction、最後にDiscussion.
Introductionは”Three Paragragh approach”が有効
-まず現在どこまでわかっているかを書く
-次に議論となっている内容について記載する。
-この研究を行うことでその議論となっている内容がどのように改善、解決されるかを記載する
Discussion 3+nパラグラフ法
−最初のパラグラフ
今回の研究によって得られた結果について記載する
−n個のパラグラフ
今回の研究の結果と今まで既存の研究との比較を一つづつ行う。
−その次のパラグラフ
今回の研究の限界について述べる
−結論と今後の研究の見通しについて述べる。
文章を書くときにはコロン、セミコロンの使い分け、スペースの使い方などのdetailに注意を払うこと。
主語が何より大事で、名詞よりも動詞を積極的に使ったほうが良い。
reviewerをいかに味方にするか。
忙しい中わざわざ時間をつかって論文をbrush upしてくれていることに感謝すること。
という感じでなかなか中身の濃いセミナーでした。
学生の頃に聞いていたらなあ。笑
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