いろんな話を聞けてマジで刺激になりました。
早く自分で手術がしたいなー。手術がしたいなー。
・ 再置換術
Ø KTプレートを用いた再建
Ø セメントレスカップはwell fixedを外した後に再置換術に使うと成績不良
² AAOS Type4のDiscontinuted は成績不良(22%) がfailure
² 50度以上のKTプレートの角度は良くない。むしろかぶせ気味のほうがよい。
今後、自分で行う場合の再置換術はどうするか。カップの丸ポジションがなければlienr交換のみ。前後の壁が残っているのであればセメントレス。2センチ以内の骨移植が必要なときにはIBG。それ以上であればKTプレートを使用。Disconであればリコンプレートで骨接合。その後KTで再建が必要。
Ø 抜きにくいステムへの対処
² AMLステム。札幌医大名越先生の報告。大腿骨を縦割。近位から徐々に薄刃のノミを入れてこじる。
² その他のWellFixedステムへの対処。日産玉川松原先生の教育研修講演。近医固定型であればfrom the
top。K-Wireをさす。遠位外側へのperforationに注意。Summit、Synergyは最遠位のpolishの手前に骨が付いていることがあるのでETOの準備が必要。
² ETOは大きく骨を切りすぎない。手前1/3程度までにしておく。短気を起こさない。どこまでも丁寧に。全てノミを入れたらT-sawで。
² カラー付きのステムには大転子移動法。(2000 J arthroplasty Lakstein)
² 抜きやすいステムと思っても後捻してもとの位置とは違っている。脊椎手術で使うスピードバーが有用。
² このお二方の先生の報告、ご講演は大変ためになりました。
Ø THAの座標系のはなし
自分が普段使っているのは骨盤系はFPP(骨盤機能平面)。大腿骨側は仰臥位での大腿骨後果。
自分がどの系を使って測定しているのか、報告がどの系を使って測定されているのかをはっきりとさせることが重要。
大腿骨 金沢大学 かじ野先生。上から覗きこむと見かけの前捻が増加。福岡大学からのBJJにものった報告。単純骨盤正面でカップの前方開角を測るのにはWidmerの方法がもっとも誤差が少ない。横浜市立の稲葉先生。5年経過すると骨盤後傾している例でもっと骨盤後傾が進む例があるのとのこと。この症例には注意が必要。
座長の菅野先生がキレていた。さすがこの分野の第一人者。頭の良さに感服。
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