2019年10月20日日曜日

20191020 BJJ Is serial radiological evaluation of one-part proximal humeral fractures necessary?

背景

目的
上腕骨近位部骨折で何度も放射線学的評価が必要かどうかを決定するために,これらの骨折を受傷した患者における骨折部の転位の予測因子を記述した。

患者と方法
2014年1月から2016年4月の間に,単独骨折で非手術的に治療した上腕骨近位部骨折の全患者を前向きに追跡した。臨床的および放射線学的評価は,2,6,12および52週未満で行った。骨折形態,骨質,および粉砕を最初のX線写真で測定した。骨折治癒,転位および治療変化を追跡期間中に記録した。

結果
100名の患者(女性59人、男性41人;平均年齢57歳)において,91名の骨折(91%)は安定していた。二次的転位を有する患者9人中5人(55%)では,手術が推奨された。粉砕は23人の患者(23%)に存在し、粉砕していることは,転位(p<0 .001="" 0.8="" 101="" p="" span="" uroqol="">

まとめ
X線再評価は粉砕を呈する患者でのみ必要であり,上腕骨近位部骨折患者の77%では不要である。上腕骨近位部骨折の非手術的治療は,手術が必要となることが少なく,高い癒合率および良好な臨床結果を伴う治療の中心である。



<論評>
最近外来でしか上腕骨近位端骨折をみたことがありません。すいません。
手術治療の成績は良いものもあれば悪いものもあるというように聞きかじっております。すいません。

実感として単純骨折ならほっておいてもよい。というものがあり、この研究の結果はその結果を支持するものと言えるのではないでしょうか
昔あったNeer分類とかは、再定義されているのでしょうか。



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