2009年1月21日水曜日

股関節機能判定基準 JOAスコア

股関節機能判定基準  http://word.hipjoint.me/score.pdfを参照のこと
1、疼痛 
40点 愁訴が全く無い
30点 不定愁訴があるが痛みが無い
20点 歩行時痛みがない。歩行開始時、長距離歩行にて疼痛を伴うことがある
20点 自発痛は無い。歩行時疼痛はあるが短時間の休息で消退
10点 自発痛が時々ある
0点 持続する自発痛、夜間痛

2、可動域 屈曲120°以上はすべて12点、外転30°以上はすべて8点
10°きざみとし屈曲には1点、外転には2点与える

3、歩行能力
20点 歩容は正常、長距離歩行、速足が可能
18点 軽度の跛行を伴うことがある
15点 杖なしで30分または2kmの歩行が可能。日常生活にはほとんど支障が無い
10点 杖なしで10-15分、または500mの歩行が可能。それ以上の場合1本杖が必要、跛行がある
5点 屋内活動はできるが屋外活動は困難。2本杖を必要とする
0点 ほとんど歩行不能

4、日常生活動作
・腰掛け
・立ち仕事、家事
・しゃがみ込み立ち上がり
・階段の昇降
・車、バスなどの乗降

各項目につき容易であれば4点、困難であれば2点、不能であれば0点

整形外科人材育成

整形外科 Vol59、No.7(2008-7) 今後の整形外科人材育成はどうあるべきか

・スーパーローテーション下での整形外科ローテーションの必修化
・屋根瓦方式といわれる教育システムはルーチンワークを覚えるのにはよいが自分で物を考えるシステムとしてはダメ。マンツーマンでの指導は効果的であった

整形外科 Vol56 No.3(2005-3) 外科医のトレーニングと数字について
・日本脊椎脊髄病学会では執刀医ないし第一助手としての経験が300例以上という要件を入れている。

→実際に外傷の手術では自分達はどれくらいの手術数を行っているのであろうか。パイロットスタディとして調べてみる価値はあるであろう。

2009年1月18日日曜日

骨折治療学会

第35回骨折治療学会が7月にパシフィコ横浜で行われます.
その中で後期研修医に対してのMINIMUM REQUAREMENTについての講演があるそうです.
ぜひ参加して聴講してみようと思います.

2009年1月17日土曜日

ブログはじめてみました

”理系のための人生設計ガイド”を読んで早速はじめてみました。

専門医試験も無事終わり、今後後期研修医の教育について考えていきたいと思います。

専門医試験は勉強したことを系統立てる良い機会であったと思います。

これを上手に利用して考えてゆければと思います。